プロテインの添加物一覧 徹底解説【結局、安全なの?】

サプリメント
この記事はこんな方にお勧め
  • プロテインって添加物入っているけど、大丈夫なの?
  • どんな添加物が入っているの?
  • 添加物ってそもそも安心して食べれるものなの?

ホエイプロテイン徹底解説シリーズです。

  

さて、私達が日頃何気なく飲んでいるプロテイン。

プロテインの袋の裏側の原材料表示をご覧ください。

乳化剤(大豆由来)、香料、甘味料、増粘剤等々・・・と、記載が並んでいることかと思います。

このように添加物が複数入っているわけですが、これはなぜ入っていて、どういう効果があり、身体への影響があるのか、ないのか等々、、、

気になりませんか?

   

ということで、プロテインに含まれる主要な添加物について調べてまとめてみました。

結論から言えば、添加物について、過度に心配する必要はありません。

  

この記事を読んだ後、あなたはプロテインを安心して飲めるようになっているとともに、添加物について、より正確な理解が身につきます。

筆者は、学生時代から含めると15年以上トレーニングをしてきている、トレーニング大好き人間です。トレーニングに関する色々なブログ記事を見るのですが、「このトレーニング方法は危ない!」、「あ、この人実際にトレーニングしていないな、コピペしているだけだな」「無駄に高いものをアフィリエイトのために紹介しているな」と思う記事が多く、ちょっとした怒り(!)を感じて、ブログを書き始めることにしました。実際の経験と、本当に役立つ本音ベースで、記事を記載していきます。

では、続きをお楽しみください。

そもそもプロテインって何?

「そもそもプロテイン(パウダー)とは何か?」は、をお知りになりたい方は、以下の記事の前半部分をご覧ください。

プロテインの概要がつかめます。

以下より先は、ホエイプロテインの添加物について、記載をしていきます。

ホエイプロテインの添加物

ホエイプロテインの添加物について理解するためには、ホエイプロテインがどのように作られているかを知ると、イメージがつきやすいです。

すご~くざっくり言うと、

ホエイプロテインは、牛乳からチーズを作った残り物である乳清(ホエイ)を、遠心分離機にかけてクリームを分けたり、フィルターを通してタンパク質だけを高純度にしたりして、ホエイタンパク質の粉を作ります。

  

このホエイタンパク質は、そのままだと、

  • 粉っぽい
  • 保存性が悪い
  • 水に溶けにくい
  • おいしくない
  • シェイカーで振ると泡立ってしまう

という欠点があります。

  

なので、色々な添加物を入れて、ぐるぐる混ぜることで、上記の欠点をなくす、ということをします。

そうしてできるのが、私達の口に入るホエイプロテインの完成品です。

すご~くざっくり記載しました。

もしホエイプロテインの詳細な製造工程をお知りになりたい時は、以下の記事をご覧ください。

ホエイプロテインの添加物ってどんなものが入っているの?

さて、では、ホエイプロテインにはどんな添加物が入っているのか、という本題に入っていきましょう。

ホエイプロテインに入っている主要な添加物は、

乳化剤、香料、Ph調整剤、甘味料、増粘剤です。

これらの添加物が何で、それぞれどういう効果があるのかの詳細を、以下記載します。

乳化剤

プロテインに使われる乳化剤は大豆レシチンが多い印象です。

(レシチンは、大豆、肉、卵黄等に含まれるリン脂質の総称です)

【効果】

乳化剤とは、油と水のように、通常混ざり合わないものを、均一に混ざりやすくするものです。

(「乳」という文字がありますが、牛乳が使われているわけではありません)

乳化剤を入れると、プロテインを水等に溶かした時に、ダマになることを防止でき、かつ泡ができにくくなります。

泡は、水分をタンパク質・脂質が包むことで発生するので、油と水が溶けやすくなると、泡も消えやすくなる、という仕組みです。

香料

具体的にどんな香料をつかっているかの詳細を開示しているプロテインはあまりなかったですね。

アセト酢酸エチル、アセトフェノン、アニスアルデヒド等々2,500品目以上の物質から組み合わせるそうです。

【効果】

香料は、食品に香気を付与・増強するために使用されるものです。

左記記載のような多数の物質から目的のフレーバーに香りをつけるために、組み合わせて添加します。

ストロベリーが入っていないのに、ストロベリー風味、というのは香料の組み合わせで出来ているんですね。

Ph調整剤

プロテインのPh調整剤には、クエン酸等が使われることが多いようです。

(クエン酸は、柑橘系の果物にも含まれています)

食品添加物に使われるクエンさんは、さつまいもでんぷん粕等を発酵させることで、工場で大量生産されています。

【効果】

クエン酸等を添加することにより、食品のPh(※)が下がり、菌の繁殖を抑えられ、食品の保存、安全に役立ちます。

※Phペーハー:酸性かアルカリ性かを表す尺度。数字が低い方が酸性です。

甘味料

プロテインに良く使われている甘味料は、スクラロース、アスパルテーム、アセスルファムK等があります。

これらは全て人口甘味料です。

通常の砂糖の200倍~600倍の甘味度と算定されるそうです。

【効果】

甘味料は、その名の通り、甘さを増すことが目的の添加物です。

甘さを増すために、砂糖を入れると、プロテインパウダーの中の炭水化物が増えてしまいますし、砂糖は値段が高いんですね。

なので、プロテインには人工甘味料が使われていることがほとんどです。

この人工甘味料はカロリーはゼロです。

なお、人工甘味料については、以下の地方独立行政法人の大阪健康安全基盤研究所のウェブページが、情報が網羅的、科学的、公正なもののように感じました。

もし人工甘味料のメリット、デメリット、安全性について詳しく知りたい場合は、ぜひご覧になると良いと思います。

甘味料で糖質オフ? ~甘味料のメリットとデメリット~|大阪健康安全基盤研究所

増粘剤

プロテインに使われている増粘剤としては、キサンタンガム、グアガム、プルラン等があります。

【効果】

増粘剤は、食品に粘性や接着性をもたせる食品添加物です。

プロテインの製造の「造粒」工程において、ホエイタンパク質の粉を凝集させるために、増粘剤を使っています。

ファインラボさんの画像が大変分かりやすかったため、以下に引用させていただきます。

この「造粒」工程が何なのかは、以下の記事に詳細を記載していますので、気になった方はご覧ください。

食物の安全性についての考え方(「絶対に毒であるもの」も「絶対に身体に良いもの」も存在しない)

では、気になる食品添加物の安全性ですが、どのように考えたらいいでしょうか?

  

少々、衝撃的な話かもしれませんが、まず重要な考え方は、この世には、「絶対に毒であるもの」も、「絶対に身体に良いもの」も存在しない、ということです。

これは言い換えれば、「どんなものでも、過度に食べ過ぎれば身体に悪い」、「どんなものでも、微量であれば、身体への悪影響はない」とも言えます。

  

以下、より詳しく、記載をしていきますね。

まず重要なことは、摂取「量」です。

「量」が度を過ぎれば、どんなものでも身体に悪影響があります。

  

例えば、私達が毎日摂取している塩。

どうでしょう、塩は毒物でしょうか?

身体に悪影響があるでしょうか?

極端な話ですが、塩を一度に200グラム以上摂取すると、人間は死亡します。

余談ですが、漫画「封神演義」で、主人公の太公望が、敵の能力で海水を数リットル、顔に貼り付けられて、このままではおぼれ死ぬ、でもこの量の海水を飲むと、塩分取りすぎで死ぬ、、、というシーンを思い出しました。(ちなみに、この漫画で、太公望は、仙術で海水をお酒に代えて、お酒を飲み切る、という離れ業で乗り切りました。今度はアルコール飲みすぎでは?笑)

海水を顔に貼り付けられてピンチの太公望(封神演義アニメウェブページ

  

その意味では、塩は多量に摂取する場合は、致死性の毒であり、身体に悪影響があります。

また、10~20グラムの塩を毎日食べ続けると、病気になるリスクが増えると言われています。

では、塩は毒物か?というと、必ずしもそうではないですよね。

1日の摂取量が7グラム以下であれば、一生、毎日食べ続けても害はありませんし、むしろ摂取量が少なすぎると身体に悪影響がありますよね。

(夏場に激しい運動をした際は、水を十分に飲むとともに塩分をとろう、と言いますよね)

食品について、「これは絶対的に毒だ」、「これは絶対に安全だ」というものがあるわけではなく、どんな食品でも食べ過ぎれば毒であり、量が少なければ問題ない、ということです。

つまり、摂取する量によって、安全かどうかが決まる。

これは重要なのでぜひ覚えておいてください。

食品添加物の安全量の算定方法

では、添加物において、安全な量はどのように決まっているのでしょうか?

これは、添加物それぞれの「無毒性量」というものが決まっています。

この「無毒性量」の算定には、マウスなどを用いて実験をして、健康に害がないと認められる安全な量を決める、ということをしています。

大量に投与する、そこそこ投与する、少量投与する等々というように、量を変えて、反復的に投与する実験を膨大に繰り返し、実験対象の健康状態をチェックする、というものです。

これは様々な種類の動物に対して、実験を行い、その中で最も小さい値を「無毒性量」とする、ということをしています。

例えば、サル、ウサギ、マウスの実験結果で、ウサギが最も値が小さかったら、このウサギの数値を「無毒性量」とする、というものです。

つまり、念のため、一番、安全な数値を採用しよう、ということです。

我々、人類の食の安全は、多くの動物の犠牲の上に成り立っている、ということですね。。。

上記のような実験を通じて、健康への害が認められなかったという安全な量である、「無毒性量」を決めています。

そして、ここからが重要ですが、上記の「無毒性量」の百分の一の量を、「一日摂取許容量(ADI:Acceptable Daily Intake)」としています。

  

ここでは100で割っていますが、この100を、「不確実係数」と言います。上記のように「無毒性量」は人間以外の動物実験による結果のものなので、動物で安全でも人間では安全ではないかもしれない、という不確実性があります。また、同じ人間でも、個々人による違いで、Aさんには安全でも、Bさんは健康被害があるかもしれない、という不確実性があります。

そこで、動物と人という種の違いによる不確実性を10、人の中の個々人の違いによる不確実性を10として、10×10の100の「不確実係数」とし、この100で「無毒性量」を割ることで、不確実性があったとしても安全であろうという量を「一日摂取許容量」として算定しています。

つまり、人の安全を守るために、摂取量を少なくしようとしているんですね。

    

なお、もし、上記の不確実係数に関して、より詳細を知りたい方がいらしたら、以下の独立行政法人 製品評価技術基盤機構のウェブページをご覧ください。

化学物質のリスク評価について-よりよく理解するために-7

   

さて、上記のように算定された「一日摂取許容量」は、人間がある物質を毎日一生涯にわたって摂取しても健康に悪影響がないと判断される量です。

我々が日々口にする食品添加物は、上記のように算定された「一日摂取許容量」以下で、設定をされています。

  

以下、味の素さんのウェブページの画像が分かりやすかったので、引用させていただきます。(この食品添加物について記載されたウェブページ、大変わかりやすく興味深かったです。)

味の素株式会社ウェブページ「ホントに知っていますか?食品添加物のこと」より引用

  

さらにイメージを持つために、ソルビン酸という食品添加物が入ったハムで考えてみましょう。

(この例と以下の画像も、味の素さんのウェブページ「ホントに知っていますか?食品添加物のこと」から引用させていただきました。)

体重50キログラムの人が、ソルビン酸を使用基準の上限まで使用したハムを、ソルビン酸の「一日摂取許容量」まで食べるとすると、ハム625グラム(スライスハム60枚程度)を食べる必要があります。

ちなみに、「無毒性量」は「一日摂取許容量」の100倍なので、「無毒性量」まで食べるとしたら、ハムを62.5キログラム食べる必要があります。

ハムを60キロ以上食べるなんて、絶対不可能ですよね。

ハム625グラム食べるのも、相当苦行だと思います。。。汗

味の素株式会社ウェブページ「ホントに知っていますか?食品添加物のこと」より引用

   

どうでしょうか?

上記のような算定の背景を知れると、添加物の安全性に対して、冷静に考えることができるのではないでしょうか。

食品添加物は身体に悪いからだめだ!、と反射的に考えるのではなく、上記の基準を知った上で、冷静に考えていくべきだと筆者は考えます。

食事の健康に対する影響(メタアナリシスに基づいた健康に良い食品、健康に悪い食品)

一方で、ここで誤解のないようにしたいのは、筆者は「食品添加物が全て安全だ!」と声高に主張したいわけではない、ということです。

むしろ、きちんと、トータルに食事をコントロールすべきと考えます。

  

「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」と言う本があります。

この本は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)内科学助教授の著者が、メタアナリシスという複数の膨大な研究論文をとりまとめた分析結果をもとに、食品の何が健康に良くて(※)、何が健康に悪いのかを、紹介しています。

つまり、リサーチ、エビデンスによって認められた、「現状」において信憑性の高い研究結果を紹介したものです。(研究は人類の進歩とともに常に塗り替えられていくものなので、「現状」ということはご留意ください)

  

※この本での「健康に良い」の定義は、「脳卒中、心筋梗塞、がんなどのリスクを下げる」です。

  

(参考:読み飛ばし可能)

なお、メタアナリシスというのは、上記記載のように、複数の研究結果を統合し、とりまとめたものです。なので、たった1つの研究ではなく、膨大な量な研究をまとめ、分析した上で、健康に良い食品は何か、健康に悪い食品は何か、を紹介しているものです。

世に出回っている健康法や健康に良い食品、健康に悪い食品に関する情報は、「私にとっては」良かった、悪かった、という個人の意見がかなり含まれているケースもあります。ある人によってたまたま良かったものが、あなたにも、あてはまるとは限りません。

また、ある人にとって良かった食品が、本当にその食品の効果だったのかも、実際のところは分かりません。(たまたまかもしれませんし、他に摂取している食品の効果だったのかもしれませんし、食品ではなく運動習慣の効果かもしれません等々・・・)

  

なので、我々人類は、普遍的で再現性のある健康に良いこと、悪いことを、研究を通じて探究し続けている、ということですね。

  

「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」は、我々の食事について大変示唆深い内容を含んでいるので、もしご関心あれば、お読みになると良いと思います。

  

さて、この本の中で紹介されている、本当に健康に良いと考えられている食品、健康に悪いと考えられている食品は以下の通りです。

健康に良いと考えられる食品
  • 一位 魚
  • 二位 野菜と果物(フルーツジュース、じゃがいもは含まない)
  • 三位 茶色い炭水化物(➡玄米、蕎麦、全粒粉を使った茶色いパンなど)
  • 四位 オリーブオイル
  • 五位 ナッツ類
健康に悪いと考えられる食品
  • 一位 赤い肉(牛肉や豚肉のこと。鶏肉は含まない。ハムやソーセージなどの加工肉は特に身体に悪い)
  • 二位 白い炭水化物(➡白米、うどん、パスタ、小麦粉を使った白いパンなど)
  • 三位 バターなどの飽和脂肪酸

  

さて、当記事の上記、食品添加物の安全量の算定方法の箇所で、ハムの例を取り上げましたが、ハムは加工肉ですね。

なかなか衝撃的な内容ですが、この本によると、

2015年10-月、世界保健機構(WHO)はの専門組織、国際がん研究機関(IARC)が、「加工肉は発がん性があり、赤い肉はおそらく発がん性がある」と発表した。~中略~世界中の研究結果を元に、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉をグループ1(人に対して発がん性がある)~中略~に分類した。~中略~グループ1は発がん性のエビデンスが最も高いグループであり、このグループに分類されるものには他にタバコやアスベストなどがあり・・・

「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」著者:津川 友介

だそうです。

つまり、ハムを含む加工肉は、発がん性がある可能性が高い、ということですね。

   

なお、上記WHOの発表に関する反論として、農林水産省におけるコメントのリンクも貼っておきます。

国際がん研究機関(IARC)による加工肉及びレッドミートの発がん性分類評価について

  

上記農林水産省のウェブページの中では、

「大腸がんの発生に関して、日本人の平均的な摂取の範囲であれば赤肉や加工肉がリスクに与える影響は無いか、あっても、小さいと言えます。」

とのコメントがあり、加工肉のリスクについて気にする必要はない、という方向性での主張をしています。

  

では、結局どうなのよ?という事で言うと、

筆者は、

メタアナリシスにより加工肉は健康に悪いという結果となったこと

農林水産省は食肉加工業の利益を背負っているという立場であること

を考慮して、加工肉は健康に良くないのだろうな、という意見を持っています。

(といいながらも、私自身ハムもソーセージも美味しくいただいています。ですが、上記情報を知っているので、大量に食べるということはしていません。時折たしなむ程度?です。人類の英知である研究結果や、様々な立場からの意見・情報を知った上で、各自判断をし、食事に向き合っていけばよいのではないでしょうか)

   

結局、私達は添加物にどう向き合うべきか

上記において、添加物の安全基準を紹介し、「添加物はそんなに心配する必要はないですよ」と言った舌の根も乾かぬうちに、加工肉には発がん性がある、というエビデンスを紹介いたしました。

ということで、もし混乱させてしまったら、申し訳ありません。

ただ、筆者は上記のどちらも、重要な情報であると考えます。

  

全ての食品添加物は、上記のような動物実験、安全基準の算定を潜り抜けてきたものです。

なので、過度に恐れる必要はありません。

  

ですが、過度に安心しきらず、(個人の意見ではなく)種々の信憑性の高いリサーチ結果を元に、自分の食事内容・量をコントロールすることで、私達は自分の安全を確保していく必要があると考えます。

プロテインの添加物に我々はどう向き合うべきか?

さて、プロテインの添加物に話を戻します。

先述のように、多くのプロテインには、乳化剤、香料、Ph調整剤、甘味料、増粘剤が添加されています。

この添加物も通常、添加物の「一日摂取許容量」といった安全基準をクリアしたものです。

ですので、一日に数回、飲むくらいでは、勿論、健康には影響が無い範囲です。

  

万一気になるのであれば、上記でも記載していますが、プロテインだけ、というよりもまずはトータルに他の食事にも、目を配ってみるのはいかがでしょうか。

例えば、清涼飲料水を減らす等で、トータルに摂取する甘味料を減らせるでしょう。

我々が日々口にするほぼ全ての食べ物に、添加物が入っています。

もし気にするのであれば、自分が口にする食べ物全体について、検討をしてみましょう。

  

我々が摂取する食物としては微々たる量であろうプロテインのことを考える前に、上記「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」で健康に悪いと考えられる食品として紹介されていたような赤い肉、加工肉、白い炭水化物、バターなどの不飽和脂肪酸を、自分は日頃どれくらい摂取しているだろうかと、振り返ってみたほうが有意義かもしれません。

  

それでも気になる人にはプレーンプロテイン

それでももし、プロテインの添加物について気になるのであれば、味のついていない、プレーンのプロテインを飲んでみてはいかがでしょうか。

例えば、エクスプロージョンのナチュラルホエイプロテインは、原材料は「乳清たんぱく(乳成分を含む)、ヒマワリレシチン」のみ、と超シンプルです。

(かつ、エクスプロージョンのプレーンプロテインは1グラム当たり1.55円と、すごく安いです。これがどれくらい安いかは、以下の記事を読むと分かると思います)

   

なお、ヒマワリレシチンは乳化剤ですね。乳化剤は、油と水を混ぜ合わせる作用のあるものです。

参考) エクスプロージョン ウェブページ ヒマワリレシチンについて

エクスプロージョンのプレーンプロテインには、乳化剤が含まれるのみで、香料、Ph調整剤、甘味料、増粘剤は入っていません。

添加物の量はかなり少ないと言えるでしょう。

ただし、味は・・・筆者は正直、あまり美味しいとは思いません。。。

勿論飲めますけどね。飲めますけど、、、楽しく、毎日タンパク質をプロテインで補給するためには、筆者は味のついた美味しいプロテインの方が好きです。

中には人工甘味料の味がちょっと、、、という人もいるので、勿論そういう方は無理せに飲む必要はありません。(プレーンプロテインにしたうえで、飲みやすくなるように甘いものを入れてみるなど工夫をされている方もいるようです)

この記事のまとめ

  • 食品添加物は、厳密な使用量の安全規制が存在する。
  • なので、プロテインの添加物は通常の摂取量であれば、健康への影響を気にする必要はない。
  • 現代においては、プロテイン以外のあなたが口にするあらゆる全ての食べ物に、食品添加物は入っている。プロテインだけを気にするのはナンセンスなのではないか。
  • むしろ、日頃の食生活そのものを見直した方が、健康にはよいと思われる。
  • それでも万一、プロテインの添加物を気にされるのならば、プレーンのホエイプロテインを飲んでみよう。
  • ただし、プレーンのホエイプロテインは美味しくない。。。(と、少なくとも筆者は正直感じます)

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