多くの方が、実現したいけど、なかなかできないこと。
それがダイエットだと思います。
このダイエット、実はすごく簡単な事で、科学、心理学を踏まえて実践すれば、誰でも出来ることなんです。
当記事の結論を先に書きますが、以下となります。
以下記事にて、詳細を解説していきます。
ぜひこの記事を読んで実践して、理想の体型を実現いたしましょう!
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筆者は、学生時代から含めると15年以上トレーニングをしてきている、トレーニング大好き人間です。トレーニングに関する色々なブログ記事を見るのですが、「このトレーニング方法は危ない!」、「あ、この人実際にトレーニングしていないな、コピペしているだけだな」「無駄に高いものをアフィリエイトのために紹介しているな」と思う記事が多く、ちょっとした怒り(!)を感じて、ブログを書き始めることにしました。実際の経験と、本当に役立つ本音ベースで、記事を記載していきます。
ダイエットで一番大事な事、それは「考え方」
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実は、ダイエットにおいて一番大事なこと。それは「考え方」です。
世の中には、実は「嘘」であり、ダイエットの成功を妨げる、ダメな考え方が広がっています。
以下の図で、ダメな考え方と良い考え方を対比形式でまとめてみました。
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一つずつ、説明していきます。
「すぐ痩せたい!」がダメな理由
ダイエットにおけるダメな考え方筆頭ともいえる「すぐ痩せたい!」
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ごめんなさい、この考え方は即座にゴミ箱にポイしてください
巷では、1か月で6キロ痩せるとか、10キロ痩せるとか、そういった売り文句があふれています。
1か月で10キロ痩せたら、健康を害して、身体がぼろぼろになる可能性があります。
また、そんなに短期間で痩せると、筋肉が減ってしまい、身体のエネルギー消費量である代謝量が減ってしまいます。
そうなると、少し食べるだけで太ってしまう「太りやすい」身体の出来上がりです(泣)
つまり、「すぐ痩せる!」ということは、「太りやすい身体を頑張ってつくっている!」、ということになるのです。
あなたは最終的に何キロ痩せたいですか?
もしそれが数キロなら、半年かけて痩せましょう。
もしそれが10キロなら、1年かけて痩せましょう。
もしそれが20キロなら、2年かけて痩せましょう。
1か月で1キロ痩せるペースで十分です。
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「1~2か月ですぐ痩せて、その後、またぶくぶくと太ってしまう」
「半年から1年かけて痩せて、その後は、一生その体型を維持できる」
あなたはどちらがいいですか?
間違いなく後者ですよね。
半年かけて、数キロも痩せれば、それだけでも、あなたの体型は見違えるように変わります。
安心して、ゆっくりと痩せていきましょう。
「痩せるには走る!」がダメな理由
これもよくある勘違いです。
勿論、走ることは、一時的にカロリーを消費することなので、痩せることにはつながるのですが、実は長期的にはダイエットにはマイナス方向なのです。。。
「走る」、という活動は、走っている最中は身体がカロリーを消費する一方で、長い目では、身体(脳)が
「あれ、すごい最近身体動かしているな。。。このままいくと痩せてしまう。。。これは生命の危機かもしれん、、、身体のエネルギー消費量をセーブしよう」
となってしまうのです。
これは誰もが備えている身体(脳)の原始的な反応です。
なぜこのような反応を私達が身に着けたかでいうと、私達人類は、過去ずっと(ホモ・サピエンスは20万年程前に生まれたという説があります)、飢餓状態で生きてきました。
自然の中では、いつ食べ物にありつけるか分からないため、脂肪を蓄えたり、身体のエネルギー消費量をセーブしたりして、生き残ろうとするわけです。
しかし、現代は飽食の時代であり、食べ物が溢れており、むしろ食べ過ぎであることが私達の健康や寿命を脅かしています。
これはずっと飢餓状態だった我々人類からすると、史上初めての衝撃的な事なのです。
そしてこれは、人類の長い歴史から見れば、つい最近もいいところなのです。
(たとえて言えば、人類が24時間前に生まれたとしたら、飽食の時代になってからは1秒すら経っていません)
このように、脳と身体は原始の本能にそったままということを踏まえて、現代の私達はダイエットをしていくことが必要です。
少し話はそれましたが、大事なことは、「走る」ことは一時的にはカロリー消費するが、長期的にはダイエットにマイナスということです。
ではどうすればいいのか?
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答えは簡単です。「筋トレ」をしましょう。
「筋トレ」をすることで、
●身体の筋肉量が増え、普段のカロリー消費量が増えます。
●筋肉が増えると、身体が引き締まり、見た目もよくなります。
(そもそも、見た目をよくするためにダイエットしたかったのですから、望むところですよね)
なので、同じ時間を費やすならば、「走る」よりも「筋トレ」の方がよっぽど効率的です。
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これは個人によって意見が分かれますが、筆者は、「走る」方が大変で、「筋トレ」の方が楽なのではと思います。
ここまで「走る」ということを悪く書いたかもしれませんが、身体の健康のことを考えると、「走る」こと(有酸素運動)は、とても素晴らしいものです。
「走る」ことは、「あなたが病気になる確率を減らし、健康寿命を延ばすことはほぼ確実」という研究結果が出揃っています。(脳の働きを良くする、という研究結果もたくさんありますね)
ただ、、、あなたは今は痩せたいんですよね?
であれば、まずは、半年から1年、場合によっては2年ほどかけてダイエットをして、理想の体型を実現しませんか?
その後、走ればいいのではないでしょうか。
物事には順番があります。
まずは、自分が実現したいことを最優先していきましょう。
(なので、別にダイエット必要ないよ、という方はぜひ「走る」といった有酸素運動をすると良いでしょう)
「ダイエットはつらいもの」がダメな理由
これもありがちですよね。
一概に「ダイエットはつらいもの」という考え方がダメ、とも言えないのですが、「つらいもの」だと続かなくなってしまうので、良くない考え方です。
「一概に言えない」と書いたのは、世の中には、「つらいことが好き」な方、「つらいことを頑張っている自分が好き」な方も、一定数いるからです(笑)
そういう方にとっては、つらいダイエットを続けるのは有効なのでしょう。
ただ、筆者も含め、世の多くの方にとっては「つらいこと」は嫌なことので、それではダイエットが続かなくなってしまいます。
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なので、「つらくないダイエット」をしましょう!
先ほどの、「すぐ痩せたい!」がダメな理由、で書いたように、すぐ痩せるダイエットは、そもそもやり方として良くないということに加えて、とてもつらいので続かないんですよね。。。
「つらくないダイエット」は継続ができます。
では、「つらくないダイエット」はどのようにしたらよいのでしょうか?
これは、科学と心理学をぜひ活用しましょう。
後ほど、食事の項目で詳細を記載しますが、同じ食事を食べていても、食べ方でダイエット効果が違います。
具体的に言えば、例えば、一日2,000キロカロリーを食べるとして、これを1日3食で食べるのと、1日5食に分けて食べるのとでは、1日5食の方がダイエットに良いです。
これは、5食に分けて少量ずつ食べる事で、一度に食べる量が減るので、血糖値が一気に上がりにくくなるためです。
これは科学の知識を活用したダイエット法です。
勿論、「1日5食とかめんどう、無理。。。病む。。。」という人は、このダイエット法はしなくていいです。安心してください。
でも、「最近リモートワークも多くて家にいるし、作り置きしたものを小分けにして食べればいいだけならむしろ楽だよね」という方もいるのではないでしょうか。
そんな方はぜひ試してみると良いと思います。
このように、世の中には、科学、心理学を活用した、「つらくないダイエット」法が存在します。
世の中にはダメダメなダイエット法や嘘もたくさん出回っているので(本当に、いやになるほどあります。。。)、注意が必要ですが、ぜひ、我々人類の知見を活用して、「つらくないダイエット」をしていきましょう!
具体的な方法は、以下の食事の項目で、ご紹介をしていきますね。
「自分はだめ、根性がない」がダメな理由
これは、ここまでに記載した事の集大成、といったところですが、
あなたがもしも今太っているとしたら、それはあなたが悪いからではありません。
あなたに根性がないから、でもありません。
あなたが太っているのは、単に、あなたがダイエットに関する正しい知識、やり方を知らないからです。
また、世の人々には、遺伝の関係で、同じものを食べても、太りやすい人、痩せやすい人が存在します。(太りやすい人は「イージーゲイナー」、痩せやすい人は「ハードゲイナー」と言います)
これは、生まれつき、背の高い人もいれば、背の低い人もいる、と同じレベルの事です。
ですので、自分を責める必要は一切ありません。
あなたがやるべきことは、
・ダイエットに関する正しい知識を知ること
・身に着けた知識を実践・継続すること
だけです。
また、人間ですから、時にはいけないと思いつつも、深夜にラーメンを食べてしまうこともあります。
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筆者もあります(苦笑)
一番いけないのは、ここで、「あー、自分は弱い人間だ、もう駄目だ~、絶対ダイエットもうまくいかない!」と自暴自棄になって、翌日以降も、ポテチを毎日食べまくってしまうことです。
これ、コミカルに書いていますが、結構、ありがちではないでしょうか?
正しい知識が身に着いていれば、たとえ深夜に一度ラーメンを食べたとしても、たいして自分の体重には関係ないことが分かります。
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ラーメン一杯って、せいぜい全部乗せしても1,000キロカロリーちょっとだよね。これって、身体の脂肪に換算したら、100グラムちょっとだよね。また、翌日体重測って1キロ増えていたとしても、それって、単に塩分をたくさん摂ったから、水を含んでいるだけで、体脂肪には関係ないよね
と、冷静に考えることができるのです。
あなたは体重計に乗って、一喜一憂していませんか?
私達の体重は日々増減しますが、これはほとんどが水分や未吸収の食べたものの増減です。
脂肪は1グラムにつき9キロカロリーなので、体脂肪1キロの増減には9,000キロカロリー必要です。
9,000キロカロリーを食事でとるって、すご~く大変ですよ。
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体脂肪1キロ(9,000キロカロリー)は、おにぎりで言えば、50個くらい。なかなかそんなに食べられないですよね・・・
ですので、変に自分を責めずに、淡々と正しい知識を実践していきましょう。
そうすれば、必ずゆっくりと痩せていきます。
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「ゆっくりと」が大事です。急がば回れ!ですね
以上、ダイエットについて重要な「考え方」について記載をいたしました。
世の中にダイエットの仕方というHOWは溢れているのですが、そういったHOWよりも、上記のような「考え方」の方がよっぽど重要です。
なのに、あまり、ダイエットにどう向き合うかという「考え方」ってあまり書かれていないんですよね。
ですので、この記事では、まず一番に「考え方」を記載させていただきました。
建物の建設でいえば、この「考え方」は土台とも言える部分です。
ぜひしっかりとしたダイエットの土台をつくっていきましょう。
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この後は、その土台の上に載せていく柱や壁ともいえる、「食事」「運動」について、説明をしていきます!
ダイエットを成功させる「食事」とは
ダイエットを成功させ、体脂肪を減らしていくには、摂取カロリー < 消費カロリーにする必要があります。
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この 摂取カロリー < 消費カロリー の方程式は、ダイエットにおける鉄則なので、ぜひ意識してください。
「食事」とは、このうち、摂取カロリーにアプローチするやり方です。
なぜこの記事で、「運動」よりも先に「食事」を記載したのか。
それは、「運動」よりも「食事」の方が、圧倒的にダイエット(脂肪を減らすこと)には重要だからです。
これは、実は「運動」により増加させられる消費カロリーが限定的であるためです。
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ですので、ダイエットを考えるならば、まずは「食事」の改善から手を付けましょう!
さて、では、具体的には食事をどうすればよいのでしょうか?
ここで、上記の「考え方」が再度登場します。
●ゆっくり痩せる
●つらくないやり方
●科学、心理学を活用
したやり方をぜひやってみましょう!
「食べる量を減らす」、のは体重を減らすのに即効性ありますが、それでは過度にすぐ痩せてしまいますし(何度も言いますが、すぐ痩せてはだめですからね?)、健康を害してしまう可能性もあります。
そして、「つらい」やり方なので、長続きしないでしょう。
以下にて、具体的に、「つらくない」、「科学」を活用した食事法を紹介していきます。
お勧めダイエット食事法その1: 太りにくいものを食べよう
1つ目は、食べる量(総摂取カロリー)は変えずに、食べるものを変えよう、というやり方です。
このやり方ですと、空腹感に耐える必要がないので、「つらくない」です。(正確にはつらくなりにくいです)
同じカロリーだとしても、食べるものを変えることで、あなたの体重は減っていきます。
たとえば、1日2,000キロカロリーを食べるとしたら、(ありえない仮定ですが)すべてを白米で摂取すると、あなたはぶくぶく太っていく可能性が高くなります。
一方で、同じ1日2,000キロカロリーでも、炭水化物を極力減らし、タンパク質と脂質をしっかり食べた場合、あなたは痩せていく可能性が高くなります。
(勿論、あなたの基礎代謝量次第、ということはありますが)
それくらい、「何を食べるか」という事は重要です。
このやり方のコツは、炭水化物を減らして、タンパク質と脂質を増やす、です。
(炭水化物は、白米、うどん、パスタ、パン等々のことと思ってください。砂糖も炭水化物です)
少々衝撃的ですが、膨大な数の研究論文をとりまとめた研究の結果、「白い炭水化物(白米、うどん、パスタ、小麦粉を使った白いパン等)」は、「健康に悪いと考えられる」ということが分っています。
これは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)内科学助教授の著者が書いた、「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」(※)と言う本に記載されている内容です。
※この本での「健康に良い」の定義は、「脳卒中、心筋梗塞、がんなどのリスクを下げる」です。
さて、この本の中で紹介されている、本当に健康に良いと考えられている食品、健康に悪いと考えられている食品は以下の通りです。
これは、我々白米を大好きな日本人には、少々衝撃的な結果ではないでしょうか。
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筆者も白米大好きだったので、ショックでした。。。涙
ただ、玄米は「健康に良い」という結果が出ていますので、ぜひ参考にして食事を改善していきましょう。
さて、ダイエットに話を戻しますが、身体の脂肪を減らすには、白米、パン、パスタ等々の炭水化物の摂取を減らすことが重要です。
これがなぜ重要かというと、炭水化物は血中の血糖値を急激に上げてしまうからです。血糖値が急激に上がると、血糖値を下げようと、インスリンが分泌されます。このインスリンは、血中のブドウ糖を取り込むことで、血糖値を下げる作用があります。このブドウ糖を取り込む、ということが、身体に脂肪がつく、ということにつながります。
このように血糖値の上下は、上記のメカニズムを通じて、ダイエットに大きく影響しています。
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「ダイエットとは血糖値コントロールである」といっても過言ではありません。
血糖値の急激な上昇のことを「スパイク」などと言ったりしますが、この「スパイク」は脂肪の蓄積につながることに加えて、健康にも悪いということが近年各種研究で主張されており、注意が必要です。
さて、またも話を戻しますが、つまり、血糖値を上げすぎないように、炭水化物の摂取量は少なくする必要がある、ということです。
厳密にいえば、PFCコントロール(※)なんてことを言ったりしますが、最初からこれをやろうとすると、かなりの確率で挫折すると思うので、最初は「炭水化物を少な目に、その分タンパク質と脂質をしっかり摂ろう」、で十分です。
※ P:タンパク質、F:脂質、C:炭水化物のこと。このPFCのバランスを厳密にコントロールしていこう、という食事法の事。
ここでまたも冒頭の「考え方」の話ですが、「つらくない」やり方でやることが、継続のために重要です。
以下の食事の炭水化物を減らすやり方のうち、「つらくない」と感じるものから始めてみてはいかがでしょうか。
(Bに関しての補足ですが、炭水化物は、夜に食べる方が太りやすいです。寝ている間に脂肪として蓄積されやすいから、です)
いかがでしょうか。
できるところから、ぜひ始めてみてください。
Dだとすると、ちょっとしたことかもしれませんが、長い目で言えば、必ず効果は出てきます。
最初はDから始めて、少しずつC,B,Aと変えていくのもよいでしょう。
少々、現代の我々は炭水化物中毒になっているところがあります。(砂糖も炭水化物です)
「日本人は昔から米を食べてきた。だから日本人には米が良い。欧米人とは違う」という主張もありますが、日本人が米を食べ始めたのは、今から2,500年前程から、と言われています。
一方、ホモ・サピエンスが誕生したのは20万年程前、と言われています。
我々人間が炭水化物を主食にしたのは、「つい最近」と言えるでしょう。
(ちなみに、「日本人は欧米人と比べて腸が長い。だから、米の吸収が良いから米を食べるべきだ」ということも俗説、つまり根拠のない嘘です。日本人と欧米人の腸の長さは変わらないそうです)
<食事改善 小ネタ紹介>
「白米を玄米に変えてみる」、という事も効果的です。
これは、玄米は血糖値が上がりにくいためです。上記で紹介したように、玄米は健康にも良いですしね。
(詳細は説明を省きますが、「GI値」という、食品の血糖値の上がりやすさの指標があります。(高い方が血糖値上がりやすい)GI値の最大値は100なのですが、白米は88、玄米は55です。)
朝にコーンフレークを食べている方はオールブラン(ブランとは、小麦の表皮部分のことです)に変えてみる、ということも同様にお勧めです。
このように、無理せず少しずつ、食事改善をしていきましょう!
お勧めダイエット食事法その2: 食べるタイミングを太りにくいものにしよう
2つ目は、食べる量(総摂取カロリー)は変えずに、食べるタイミングを変えよう、というやり方です。
上記でも少し触れていましたが、例えば、夕食にいっぱい食べるよりも、朝食にいっぱい食べる方が太りにくいです。
このように、同じものを食べるとしても、太りにくいタイミングや食べ方があります。
上記の再掲になりますが、
具体的に言えば、例えば、一日2,000キロカロリーを食べるとして、これを1日3食で食べるのと、1日5食に分けて食べるのとでは、1日5食の方がダイエットに良いです。
これは、5食と少量ずつ食べる事で、一度に食べる量が減るので、血糖値が一気に上がりにくくなるためです。
ちなみに、お相撲さんは、これの逆をしています。
お相撲さんは、1日2食のことが多いです。
これは、「空腹にしておいて、一気に食べることが血糖値を一気に上げ、脂肪を増やす」、ということが目的です。
また、お相撲さんは食べた後は昼寝をすることも多いようですね。
これは寝ている間に脂肪蓄積を促す、ということが目的です。
お相撲さんの食事は、太る、という目的からすれば、非常に科学的で理にかなっていますね。
脂肪を減らしたい我々は、お相撲さんとは逆をすればいいわけです。
つまり、ドカ食いはせず、1日に少しずつ、分けて食べる。
空腹状態にも、満腹状態にもならない、という状態を保ちます。(空腹状態になると、身体の筋肉分解が進む
そして、寝る前には食べず、夕飯は少な目にしてみましょう。
改めてですが、「ダイエットとは血糖値コントロールである」、ということです。
同じカロリー総量でも、食べるタイミングで、あなたの体重は減っていきます。
ぜひ試してみてください。
<食事改善小ネタ紹介>
間食として、プロテインパウダーを摂取することもおすすめです。
そもそも(女性の方は特に)、タンパク質の摂取量が足りていない、という状況が多いです。(ダイエット中は特に、タンパク質をきちんと摂るように気を付けましょう)
朝ごはんと昼ご飯の間、昼ご飯と夜ご飯の間に、間食替わりに、プロテインパウダーを飲んでみるのも良い選択です。
プロテインパウダーは、炭水化物は少ないので、血糖値は上がりにくい一方で、甘みがあり、かつ、お腹が膨れるので、お菓子を食べたいという気持ちも抑えられると思います。
コスパがよく、安心して飲めるプロテインについては、以下リンクを参照ください。
なお、プロテインパウダーの甘みは人工甘味料です。
結論から言えば、プロテインの人工甘味料については、通常気にする必要はありませんが、詳細の特集記事も書いたので、気になる方は読んでみてください。
ダイエットを成功させる「運動」とは
さて、いよいよ「運動」です。
改めてですが、ダイエットを成功させるには、摂取カロリー < 消費カロリーにする必要があります。
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ダイエットを成功させる「運動」とは、このうち、「消費カロリー」を増やす、というアプローチです。
なお、出鼻をくじくようで恐縮ですが、ダイエット(脂肪を減らすこと)には、「食事」の方が重要です。
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「食事9割、運動1割」、と言ったりもしますね
これは、
●運動をして筋肉量を増やしても、基礎代謝の増加量が少ないこと(所説ありますが、筋肉が1kg増えると、基礎代謝は1日13キロカロリー~20キロカロリー程増加すると言われています)
●筋肉量は1年で2~3キロ増えたら万々歳で、そんなにすぐ増えるものではないこと
●脂肪を減らしつつ筋肉量を増やすということは、一般人にとっては至難の業である
からです。
ですが、「運動」も非常に重要と筆者は思っています。
これは、「運動」して筋肉が増えることで、身体の見え方、プロポーションを劇的に改善できるからです。
そもそも、身体の見た目を良くしたいからダイエットをするわけですよね。
とすれば、筋肉が増えるほど、見た目は引き締まって見えやすいです。
「ムキムキしたくないです・・・」という声が聞こえてきそうですが、安心してください、通常、一般人が頑張って筋トレをしても、ムキムキにはなる程筋肉はつきません。
テレビや雑誌で見るようなムキムキの人は、私生活を全て筋トレに捧げて、あのような身体を維持しています。
そこまではできませんし、する必要もないでしょう。
スラっとしたモデルさんも、その多くは実は日常的に強度の高い筋トレをしています。
そうした努力であの体型を維持しています。
ぜひ、我々も筋トレをして、かっこいい身体、素敵な体型を手に入れましょう!
おすすめ筋トレ法その1:ベイビーステップ
ここでは、具体的な筋トレメニューを詳細に記載することはあえてしません。
人によって、適した種目や状況はかなり異なるからです。
ここでは、「いかに筋トレを継続するか」ということに焦点を置いて、記載します。
筋トレの難しい点は、継続がなかなかできない、ということではないでしょうか。
逆に言えば、継続さえできれば、必ず、少しずつ身体は改善していきます。
上記で記載した「ダイエットに向き合う考え方」ともつながりますが、
筋トレを継続をするためには、「いきなり大変なことはしない方がいい」です。
いきなり大変なことをやろうとすると、まず続きません。
これは、人間には「ホメオスタシス」と呼ばれる、「もとに戻ろうとする習性・機能」があり、何かを新しく始める時には脳内で急激にストップをかけているからです。
何か新しいこと、変化は、自らの命を危険にさらす可能性があるため、このような習性が備わっていると言われています。
では、この「ホメオスタシス」のある私達は、どうすれば筋トレという新しい変化を継続できるのでしょうか?
簡単です。
脳が新しいことを始めたと認識できないくらい、小さな変化から始めましょう。
これを「ベイビーステップ」と言います。
赤ちゃんがはいはいして一歩を踏み出すくらいの小さな一歩、という意味です。
絶対に失敗できないくらいの小さな目標を設定し、それを毎日実施することから始めてみましょう。
たとえば、
●お風呂上りに腕立て伏せを1回やる
●朝起きたら腹筋を一回やる
といったくらい、簡単なものです。
コツは、「ありえないくらい簡単なベイビーステップを刻む」「絶対に挫折できないくらい簡単なことから始める」です。
これを毎日続けましょう。
するとどうなるか。
先ほど「ホメオスタシス」の話を書きましたが、この状態が脳にとって「当たり前」と認識され、継続しないことが気持ち悪くなってきます。
そうしたらこちらのもの。
少しずつ少しずつ、ベイビーステップの目標を大きなものとしていきましょう。
急に変えてはいけません。
脳が気づかないぐらいゆっくりと、増やしていきましょう。
習慣化されるまでの期間は、対象や個人差がありますが、まずは3週間、ベイビーステップを続けていきましょう。
ちなみに、
●お風呂上りに腕立て伏せを1回やる
●朝起きたら腹筋を一回やる
というこれは、「if-thenプランニング」と言われる行動計画の手法です。
心理学の研究から、目標達成への行動を着実に実行するには、「いつ」「何を」やるかを明確にし、あらかじめ予定にいれておくと良いことが分かっています。
日々の計画が具体的な行動レベルまで明確だと、行動を実行する可能性は300%高まるそうです。
実際に心理学の実験では「運動を習慣化したい」という目標を持つ人に対して、
①if-thenプランニングを教えた人
②教えなかった人
で、①は91%が、②は31%が運動の習慣化に成功しました。
このように絶大な効果があるのは、脳が「~なら~する」ということを記憶しやすいからだと言われています。
こちらも習慣化にあたり、ぜひ参考にしてみてください。
参考書籍:やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学
おすすめ筋トレ法その2:伴走してくれる仲間を創る
「いかに筋トレを継続するか」の2つ目は、「仲間創り」です。
我々人間は一人ではなかなか続けにくいけど、誰かと一緒だと頑張れる、という習性を持っています。
(少々オーバーな話かもしれませんが)そもそも我々人類(ホモ・サピエンス)が、他の人類(ホモ・エレクトスやネアンデルタール人など、過去多種の人類が存在していたそうです)を駆逐して生き残ったのは、他人類よりも多人数の集団を形成できたからだそうです。
そんな我々なので、周囲と一緒にやる、という事に対しての優先順位が高いように脳にプログラミングされています。
(その裏返しとして、通常私達は、孤独に耐え難いようにもプログラミングされています)
であれば、この我々の習性をダイエットにも使わない手はありませんね。
では、どのように周囲の力を借りるといいでしょうか?
色々なやり方はあると思いますが、「同じことをやろうとしている人を巻き込んで、定期的に話す」、ということが王道です。
「お互いの運動進捗をライングループで報告し合う」など、友人を巻き込んで、お互いに進捗を共有しあえる場を持つことがいいでしょう。
人間には「宣言効果」といって、周囲に宣言してしまうとやらざるをえない、、、という習性もあります。
なお、巻き込む友人は、あなたが尊敬する人、好きな人だと、コミュニケーションをとること自体があなたにとって好ましい事になりますので、より継続しやすくなります。
ぜひ活用してみてください。
また、この伴走してくれるパートナーに、プロを選ぶ、というのも良い選択だと思います。
今はオンラインパーソナルトレーニングといったサービスも充実しています。
ZOOMでつながり、週に1回プロのトレーナーに指導を受けながら筋トレをする、ということは、ある意味強制的に運動する、という事に繋がりますし、筋トレの種目・強度もプロのアドバイスを受けられるので、効率的になります。
怪しいダイエットサプリメントにお金をつぎ込むよりも、よっぽど健全で、成果につながるなお金の使い方だと思います。
オンラインパーソナルトレーニングは月額1万円~3万円程で受講できます。
ジムに入会するのもいいですが、月に1万円のジム会費を払って結局ジムに行かなくなるのであれば、オンラインパーソナルを継続して、自宅で筋トレする方がよっぽどいいです。
筋トレする習慣がつき、筋トレが楽しくなったら、オンラインパーソナルトレーングは退会し、ジムに入会するのもいいでしょう。
(ジムの方が高重量で筋トレができて、更に効率的ですからね)
オンラインパーソナルトレーニングに関心がある方は、以下の記事を参照されてみてください。
努力を続けていけば、身体の見た目は間違いなく変わっていくはずなので、体重に一喜一憂せずに頑張りましょう!
ダイエットにあたり、お勧めしないこと
最後に、ダイエットをする際に、お勧めしないことも、記載しておきますね。
ダメなことを避けていればうまくいきやすい、ということも、世の鉄則です。
ダイエットにあたりお勧めしないこと1つ目:超高いパーソナルジムに行く
1つ目のお勧めしないことは、超高いパーソナルジムに行くことです。
●●ザップといったジムは月額15万円くらいかかります。。。(超高い・・・本当にこんなに高い金額必要?)
こういうジムは2~3か月といった短期間で体重を落とす、ということにコミットしているので、その後のことを考えていません。
健康に良くないですし、リバウンドをしやすいです。
食事をむりやり制限させるため、サービス期間が終了した後に1人で継続することが非常に難しいです。
また、体重を短期間で一気に落とすため、筋肉量も一気に落ちてしまいます。
(体脂肪を少なくしつつ、筋肉量を増やす、ということは、身体の仕組み上、通常できません)
このような高いパーソナルジムに通うよりも、プロテインを継続的に摂る(1か月3,000円くらいです)、オンラインのパーソナルトレーナーを付ける(1か月1万円~3万円位)方が、長期的かつ健康的に体重を落としていけるでしょう。
ダイエットにあたりお勧めしないこと2つ目:断食(ファスティング)
2つ目のお勧めしないことは、断食、ファスティングです。
最近、流行っているのか、よく聞きますが、これはしないほうがいいです。
断食をすると、飢餓状態になり、脂肪だけでなく、筋肉も大量に分解されてしまいます。
また、飢餓状態になると、身体は非常事態を生き延びるために、基礎代謝量を少なくして、脂肪を蓄えようとします。
つまり、痩せにくい身体になる、ということです。
断食は精神的な効用はあるのかもしれませんが、ダイエット、という事で考えると、間違いなく有害です。
ダイエットをされたい方は、断食はせずに、継続的に食事をとっていきましょう。
再掲しますが、「ダイエットは血糖値コントロール」です。
血糖値を上げすぎず、下げすぎず、ということが望ましいです。
この記事のまとめ
以上、ダイエットを成功させるために本当に重要なこと、について書いていきました。
改めて、当記事のまとめを記載します。
図も再掲しておきますね。
![](http://blog-growing-life.com/wp-content/uploads/2020/11/ダイエットについての考え方-1024x576.jpg)
![](http://blog-growing-life.com/wp-content/uploads/2020/11/こっちの方が重要-1024x576.jpg)
ぜひ、この記事が、皆さんが楽しく健康的にダイエットに向き合うことに、お役に立てれば嬉しく思います!
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